東京校 府中教室 小原聖子先生「心配りのエステだからこそできること」
コラム
2018年1月12日
私たちエステティシャンはお客様を美しくお手入れするために気遣いや心配りを大切にしています。それぞれのサロンスタイルに合わせて、できるソワン=心配りエステティックです。
人は心地よいと感じた時に、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが増えると言われます。
さて、それらがエステティックに及ぼす意味を考えてみますと《皮脳同根》という言葉を思い出します。
エステティシャンの勉強をする時に必ず出てくる言葉のひとつで、お肌と脳の関係が密接であることを表しています。
私たちのカラダは生命の源である受精卵が何度も細胞分裂を繰り返していくことでヒトの身体を作り上げていきます。
その時、胚葉という過程があり、内胚葉、中胚葉、外胚葉の3つに分かれています。
主に、内胚葉は肺や消化器官、中胚葉は筋肉や骨などそして外胚葉は脳や表皮などに分化していきます。
脳と表皮が同じ胚葉から成り立っていると知ると、納得することがいろいろとあります。
ストレスで肌荒れやアレルギーを起こすことはよく聞かれることですし、例えば不安な気持ちのお子さんを言葉だけではなく、優しく抱きしめたり、直接触れることにより安心して落ち着いてくるのも脳からの指令に影響を与えていると言われます。
オキシトシンを増加させるともう一つの幸せホルモンであるセロトニンも増加していくようです。
とにかくこの幸せホルモンはアンチエイジングに通じる働きをしてくれます。
お客様が私たちエステティシャンに身体を委ね、肌から伝わる思いやりに心地良さを感じることは美しさを増していくために大切な要素なのです。